2019年 台風6号の情報

台風6号の現在の状況（推定）

台風第6号は27日15時に岐阜県付近で熱帯低気圧に変わりました。台風から変わった熱帯低気圧の影響で、東日本では28日朝にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、強風やうねりを伴った高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

現在の位置

岐阜県

中心気圧

1004hPa

進路

北東 時速20km

［気圧配置など］台風第6号は、27日15時に岐阜県付近で熱帯低気圧に変わりました。台風から変わった熱帯低気圧は、東日本の陸上を東に進み、28日朝には関東の東海上に達するでしょう。

［防災事項］＜大雨・雷・突風＞近畿地方や東海地方、北陸地方には台風から変わった熱帯低気圧本体や熱帯低気圧周辺の発達した雨雲がかかり、非常に激しい雨となっている所があります。東日本では太平洋側中心に28日朝にかけて、熱帯低気圧本体の雨雲や、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。28日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で東海地方120ミリ関東甲信地方、北陸地方、東北地方100ミリの見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

＜強風・高波＞東日本太平洋側では強い風が吹き、海上ではうねりを伴ってしけるでしょう。28日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、東海地方16m（23m）関東地方、伊豆諸島、近畿地方15m（23m）28日にかけて予想される波の高さは、東海地方、伊豆諸島4m関東地方、近畿地方3mの見込みです。強風やうねりを伴った高波に注意してください。

［補足事項等］地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。これで「令和元年台風第6号に関する情報（総合情報）」は終了しますが、「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」を28日5時頃に発表する予定です。

台風6号の進路