高山陣屋

たかやまじんや

  • 史跡

国史跡に指定されている、日本で唯一現存する陣屋

高山城主金森氏の下屋敷の一つでした。金森氏が上ノ山(山形県)へ移されてからは、徳川幕府の直轄地となり、江戸から代官や郡代がきて、ここに役所をおき飛騨の政治をとりました。 役所を「高山陣屋」とよび、おふれを出したり年貢の取立てなどをしました。直轄地時代は、明治まで25代177年間続きました。クレ葺屋根の門の扉に残るしみは梅村騒動で農民に殺された門番の血痕といわれています。 玄関を入った正面壁には、郡代の格式を示す(青海波)模様があります。内部には、御役所、御用場、大広間、役宅、吟味所、白州などのほか裏手には、高山城三の丸から移した御蔵(米藏)8戸前(藏は戸前とかぞえる)も昔のまま残されています。かつて年貢米を保管した藏で天領時代の歴史を物語る資料が展示されています。大原騒動で打ち首となった本郷村(現在高山市上宝町)の農民善九郎が妻に送った遺言状の文面には胸をうたれます。 明治に入ってからは、県庁、郡役所、支庁、県事務所など代々、地方の役所として使われてきました。郡代役所の建物が残っているのは全国でも高山だけです。

高山陣屋
2011-11 高山陣屋

高山陣屋の地図・アクセス

場所
岐阜県高山市八軒町1-5
交通アクセス<公共交通機関>
高山駅から徒歩で約10分

詳しい情報はTEL:0577-32-0643またはホームページにてご確認ください。

周辺天気・おすすめ服装

高山陣屋周辺の天気予報、気温をおでかけ前にチェックしておこう。高山陣屋を見に行く際のおすすめの服装もご案内しています。

高山陣屋のクチコミ

総合評価:4点★★★★☆(1件)

クチコミ

「たかさん」さんからの投稿

評価
投稿日
2009-02-18

江戸幕府直轄領を納めた飛騨郡代役所後です。建物の中は歴史を感じさせる見事な造りで、当時の繁栄を実感します。また、庭園に目を向けると、とても美しく縁側に休憩するのも良いでしょう。陣屋の前では朝市も開かれています。

高山陣屋のクチコミを投稿する

高山陣屋に訪れた感想・見どころ情報などクチコミを募集しております。あなたの旅の思い出のクチコミお待ちしております!

最終更新日時:2019-04-25 16:43:48
※情報の誤りなどがございましたらこちらまでご連絡ください。

\写真や思い出をシェアしよう!/

クチコミを書くクチコミを書く
写真を投稿する写真を投稿する

\施設運営者からの耳より情報/
ぜひお寄せください!

ご連絡フォーム