冬季特別展「愛の日本画」開幕と、次回展「没後50年 榊原紫峰」in足立美術館

最終更新日:2020-11-25 10:41:38

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足立美術館にて、12月1日(火)から冬季特別展「愛の日本画 あふれる愛情、慈しむ心」を開催! 本展は、日本画に描かれた愛をテーマに、男女の愛情、家族愛、友愛、動物へ向けた愛情など、様々な愛が感じられる作品をご紹介するものです。上村松園の大正期の傑作「娘深雪」や川端龍子の人気作「愛染」など、愛をテーマとした日本画31点を展示。また、会期中に当館の公式Twitterと連動したSNSイベントを開催予定。

冬季特別展「愛の日本画 あふれる愛情、慈しむ心」

日本画には、様々な感情が表れていることがあります。例えば「愛」に注目してみます。美人画では、恋人への想いを募らせる女性や、家族を大切に思う女性の繊細な心をとらえた作品があり、その愛にあふれる姿は見る者を魅了します。また、仲良く遊ぶ子供たちを描いた作品からは友愛という言葉が浮かび、菩薩を描いた作品からは人々を包み込む大きな慈愛の心を見ることができるでしょう。木々の間で寄り添うつがいの鳥の様子からは、自然の中の穏やかな愛が感じられ、そうした生きものに向けられた画家の愛情深いまなざしも伝わってきます。愛に注目して日本画を見ると、その表現は多様に広がっていきます。本展では、日本画に描かれた「愛」をテーマに、男女の愛情、家族愛、友愛、動物への愛など、様々な愛が感じられる作品をご紹介します。心温まる愛の日本画をお楽しみください。

【開催期間:2020年12月1日(火)~2021年2月28日(日)】
【主な出品作品】
川端龍子「愛染」 上村松園「娘深雪」 竹内栖鳳「慈母」 橋本関雪「遅日」 横山大観「虎溪三笑」小林古径「楊貴妃」 伊東深水「ささやき」 鏑木清方「春游」 富岡鉄斎「群僊祝壽図」村上華岳「観世音菩薩 巌上拈花之像」 計31点

次回展「没後50年 榊原紫峰」

足立美術館は、2021年3月1日(月)から5月31日(月)まで、春季特別展「没後50年 榊原紫峰 花鳥の美に魅せられた日本画家」を開催。本展は、近代の京都画壇で生涯をかけて花鳥画を追究した日本画家・榊原紫峰(1887~1971)の没後50年を記念し、初期から晩年に至るまでの作品を展示し、その画業をご紹介するものです。色彩豊かな初期の作品から晩年に辿り着いた精神性の高い水墨画まで、当館が所蔵する紫峰コレクションの中から厳選した作品38点を展示します。

【会 期: 2021年3月1日(月)~ 5月31日(月)】
【主な出品作品】
榊原紫峰 「青梅」 「秋草」「静物の図」 「白鷺図」 「仔山羊群雀図」 「菊花」「牡丹大和鵲」「柿栗鼠図」 「墨梅」「雪空」 計 38点

情報提供元:ジョルダン

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