
奈良県立万葉文化館(奈良)
万葉に関する文化を立体的に再現
- 博物館
最終更新日:2026-06-22 13:19:06
奈良県立万葉文化館と奈良県立美術館の2館が初めて本格的に連携して企画展を開催します。奈良県立美術館では、「みやこのかたち」をテーマに、日本美術における都市風景を描いた絵画の先駆けである「洛中洛外図」から、近世・近代、そして現代の多様な都市表現までを辿ります。奈良県立万葉文化館では、「旅」をテーマに、万葉歌に詠まれた人々の往来の姿から、江戸時代の名所絵やガイドブック、各地の風景を創作の源泉とした近現代の絵画までを展覧。異なる専門性を持つ2館がそれぞれの所蔵品を持ち寄り、密接な関係にある「旅」と「みやこ」というテーマを立体的に提示することで、奈良県のコレクションの新たな魅力を紹介します。
…奈良県立美術館と奈良県立万葉文化館、両館が誇るコレクションから、日本絵画において「みやこ」の表現がいかに受け継がれ、変化してきたかを辿ります。古の都を描いた伝統的な「洛中洛外図」から、近現代の画家たちが捉えた都市風景まで、展覧会全編を通して、不変の美意識(伝統)と時代に応じた視点・描法の移り変わり(変容)を多角的に知ることができます。
…当館の「大橋コレクション」の中から都市を描いた作品に光を当てます。単なる景観の再現にとどまらず、都市というモチーフを独自の価値観で分析し、再構築した野村耕(1927-1991)などのこれまで紹介される機会の少なかった作家や作品をピックアップ。画家の内面や社会への眼差しが都市風景にどう投影されているか、絵画表現の「射程」を提示し、コレクションの新たな魅力を紹介します。
…悠久の歴史と新しい営みが共存し、時代とともに移り変わる「奈良」の姿を、「奈良」をモチーフにした絵画作品から探ります。古い社寺の情景から、変わりゆく街角の風景まで、今を生き、あるいは生きた画家たちが何を見出し、どのような思いを込めたのか。当館と万葉文化館の両館に作品が所蔵される作家(絹谷幸二、金森良泰、烏頭尾精ら)にも着目し、同じ風土を異なる視点やテーマで描いたそれぞれの「奈良」を比較することで、多面的な都市の姿を浮き彫りにします 。
会期:令和8年5月16日(土)~ 7月12日(日)
主催:奈良県立万葉文化館
会場:奈良県立万葉文化館 日本画展示室
後援:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社、株式会社奈良新聞社、
西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、
奈良県教育委員会、一般社団法人飛鳥観光協会、明日香村、明日香村教育委員会
観覧料:一般600円 (480)、高校・大学生500円 (400)、小・中学生300円 (240)
()内は団体割引料金