
「トレビアンまさよ」さんからの投稿@NIFREL(ニフレル)(大阪)
- 評価
- 投稿日
- 2022-01-31
前置きとして、ここは「水族館」ではなく、あくまで「ミュージアム」ということ。魚や動物を既存の展示方法で見たければ、近くにある海遊館や動物園に行けばいい。動物や魚がいることを考えた上で、「ミュージアム」としての入場料は妥当と言ったところ。ただ、展示を見ていると、新たな試みはしているが、想像より展示にボリューム感が無い。また、退屈になる可能性は否めない。屋内ということもあり、スペースが限られているので、人が少なくても、少々窮屈に感じる。しかし、生き物を近くで見れる点では良いと感じた。動物エリアは、動物特有の匂いがするものの、そこまで気にする必要はない。「野生動物」と、飼育下の「野生種動物」は、「同じではない」ことを前提とするが、展示スペースの狭さ故、動物たちが窮屈そうに感じる。常同行動を行う動物も多数おり、試みは斬新だが、なぜここで大型動物や、群れをなす動物を飼育しようとしたのか疑問に思ってしまう。人間と動物の互恵関係を改めて考えさせられる機会になった。結果として、少なからず楽しさはあったが、入場の際に期待しすぎると物足りないと感じる可能性がある。